岡山県労働組合会議

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5.29 第6回地域人権問題全国研究集会

とき:2010年5月29日(土)13時30分~5月30日(日)12時30分

ところ:全大会会場・岡山市民会館、分散会会場・市内各所

概要:第6回地域人権集会の初日、岡山市民会館は1500人の熱気にあふれ、実行委員長の小畑隆資さんが開会のあいさつを行いました。小畑さんは「鳩山政権は自公政権が進めてきた地方分権改革に対して「地域主権」改革を看板施策として打ち上げている。地域主権をいうことで、地域のことは地域の自己責任でという主張であり、構造改革路線を地域から進めることだと批判しました。さらに小畑さんは「憲法」と「人権」の視点から「住みよい地域社会」「貧困と格差のない地域社会」を確立する「地域人権」の出番だと訴えました。

集会では日本共産党岡山県委員会、岡山県、岡山市などから来賓のあいさつが続きました。集会の記念講演は渡辺治(一橋大学名誉U教授)さんが「憲法を暮らしに活かす運動の到達点と課題」として、90分にわたって話され、参加者に、「人権運動こそが地域から新しい福祉国家の芽を、地域で憲法を暮らしに活かす主体形成を」と参加者を激励しました。

講演する渡辺治さん(一橋大学教授)

特別報告として、①岡山県人権連の吉岡昇さん、②倉敷医療生協労組の山下順子さん、③岡山肢体障害者の会の清水博さん、元中国残留孤児国家賠償岡山県原告団の高杉久治さんが報告を行いました。

特別報告・自立支援法違憲訴訟原告の清水博さん

また、今回の大会にあたっての基調報告を全国地域人権運動総連合事務局長の新井直樹さんが基調報告を行いました。

基調報告をする新井事務局長

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